Strange Steps .11

Screamin' Jay Hawkins


2003-11-16 SUN.


1984 年 9 月 27 & 28 日 Screamin' Jay Hawkins、Midnight Records のためのライヴ・レコーディング。 曲目は...
Lawdy Miss Clawdy / Hong Kong / Downstairs / Cherry Pie / In Her Room / Constipation Blues / I Need Your Love / Feast Of The Mau Mau / Let It Roll / Make The Blues Hard / Bite It (Last Night) / I Put A Spell On You
このセッションについては資料があまり無く、詳細は不明です。どうやら Midnight 138 としてリリースされたようですが...
この頃の Screamin' Jay Hawkins はどうやら Los Angeles に住んでいたようで、 Hollywood Boulevard にあった Rajis でコンサートをしたこともあるようです。

1985 年、映画『Joey 』に出演(ハリウッドの地元にいた効果?)。そしてこの年から翌1986年にかけて Screamin' Jay Hawkins は Nick Cave ( Nicholas Edward Cave、1957.9.22、白人ロック・ミュージシャン。オーストラリアの Victoria 州 Warracknabeal 生まれ。1975 年ころからバンド活動を始め 1978 年には初シングルを出す。翌年には初のアルバム『Door, Door 』( Mushroom/Suiside Records )リリース。1980 年ロンドンに移り 4AD と契約。翌年 USA & ヨーロッパ・ツアー。1982 年にはベルリンに拠点を移す。1985 年にはワールド・ツアーを開始し、オーストラリアはもちろん、京都・東京・札幌でも公演。1989 年には二度目の来日、翌年にはブラジルのサンパウロに移り、小説も発表。5 回目の来日は Fuji Rock Festival 出演のためだが、楽屋を破損した件で賠償沙汰になった)とともにオーストラリア・ツアーに出ています。
Screamin' Jay Hawkins のステージを観た Nick Cave は大笑いしていたらしい。

同年 New York の Irving Plaza で Midnight Records のために Screamin' Jay Hawkins & The Fuzztones のライヴ・レコーディングが行われています。
収録曲は・・・
Alligator Wine / I Put A Spell On You / Its That Time Again / Constipation Blues
となっていますが、たった 4 曲ってことは 7 インチながら 33 1/3r.p.m.の「 CP 」とかってヤツ?ちょとそこら不明でございます。
Midnight 134 としてリリース。

1986 年 3 月16日、Screamin' Jay Hawkinsは Dr. Demento(元々はレコード会社に勤めてライナーを書く仕事をしていたが、地元のラジオ番組にゲストで出演するうち、その豊富な知識や、貴重なレコードを発掘してくる能力などを買われ、1970 年の秋から自身の番組を持つようになった。白人ながらブルースにも詳しく、Rhino と関わりを持つ。番組のキャッチ・コピーは「 Two-hour radio festival of mad music and crazy comedy 」で全米で 100 を超えるラジオ局でネットされている。詳しくは http://www.drdemento.com/)の radio show に出演。
この年にも Screamin' Jay Hawkins はオーストラリア・ツアーに出ています。
Pete Townshend は CD 『Deep End Live! 』( Atlantic Atco 905532-2 )で「I Put A Spell On You 」をカヴァー( 1996 年のライヴ・コンサートでも演奏してるそうです)。

1987 年12月 Screamin' Jay Hawkinsh は Washington D.C.でコンサート。

1988 年 Screamin' Jay Hawkins は映画『Two Moon Junction 』にブルース・シンガーの役で出演しました。(たぶん)この時に共演した Sherilyn Fenn (ミュージシャンだった母に連れられ全米を移動する生活だった彼女は Playboy のバニーになることで独立、映画は1984年の『The Wild Life 』でデビュー。しかしなんと言っても彼女を有名にしたのは David Lynch の『Twin Peaks 』)がお気に召したのか、後にアルバム『Black Music For White People 』の中でカントリー・ブルース・タッチで歌われるナンバー中で彼女の名前が登場していますし、さらにアルバム『Stone Crazy 』では完成した曲として登場しているのでございます。

1988 年 6 月 16 & 17 日、Paris の Meridien Hotel で Black & Blue Records にライヴ・レコーディングが行われました。
[accompanists─Bari Southern: tenor sax/ Joel Foy: guitar/ Rodney Lee Schnitz: bass/ Mark Clinton Sanchez: drums]
この時、収録されたのは...
Lawdy Miss Clawdy / The Whammy / Hong Kong / Yellow Coat / Aint That A Shame / Alligator Wine / I Put A Spell On You / Little Bitty Pretty One / Constipation Blues / Goodnight Sweetheart / Tutti Frutti
で、この時の録音は Evidence Music 26603( CD )として発売されました。

またおそらく、この翌年( alt.1989 年ではなく、1981 年に録音された、としている資料も存在しています)、Screamin' Jay Hawkins は Spivey Records のためにレコーディング・セッションを行っています。バッキングは Washboard Doc Trio(についてはちょと資料不足で詳しいことが判りませんでした)。収録曲は...
Let Your Love / Little Darlin / Come Back To Me / It Took Your Kind Of Love / Love Nobody But Me /
In My Dream / Furburger( instrumental ) / I Want To Do It In A Cave
この録音は1990年にLP 『The Art Of Screamin' Jay Hawkins 』 Spivey LP 1036 としてリリースされました。
さらにこの年、Screamin' Jay Hawkins は Jim Jarmusch の映画、『Mystery Train 』に出演し、これでまた彼の周辺は少し活気づいたようです。
その縁で Telluride で行われた Colorado Film Festival に登場し、なみいる監督たちや俳優、配給会社の役員たちの前で奇声を発していたとか...

今日は昼からぶぅちゃん&きむきむと森下の京金に行ってまいりましたよ。
店内は靴を脱いで上がる板の間となっておりまして、テーブル席に案内されました。ワタクシときむきむは「せいろ」二枚っつ、でございます。
昨日の池之端藪蕎麦よりツユはやや薄めですが、おダシの利き方がよろしく、三人とも、こっちのほーが「好みかもしんない」っつーとこで見解が一致いたしました。蕎麦は白過ぎず黒過ぎず、香りも活きておりますし、なにより、店内「禁煙」ですから蕎麦のほのかな香りも妨げられること無く、ヒジョーによろしい(池之端は分煙ですらない!)。
蕎麦湯でのばしたツユがまたカツオの風味を蘇らせ、しまいまで楽しませてくれました。
日曜の昼とあって混雑も予想されたのですが、さいわいそのよーなコトもなく、まことにケッコーなお蕎麦屋さんでございます。ここならためごろおさんにも薦められる!

ま、それとはハナシがちゃうんですが、昨日の池之端で我々の隣りの卓でお召し上がりになっておられた中年女性の二人連れ、店の入り口あたりに空席待ちの人が溜まっている、という状況なのに、食べ終わった後もいっかな動こうともせず、その場で世間話に興じておったのです。お店の方が「こちら、お下げしてよろしいですか?」と片付けて行ったので「マトモな」神経の持ち主ならば「気が付く」ハズ。それが、なおも喋り続け、たまらずお店の方が、「済みません、お待ちの方がおられますので」と促すまで平然と居座っていたのですよ。いまだにこんなバカが棲息しておったのだなあ、といささか呆れてしまいましたねえ。
サっと喰って、サっと立つ!それが混んでるときの客のマナーってもんでしょ。
ユックリしたいんなら、そーゆー店へ行け、ってえの!

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